ドラゴンフルーツ
科名 | サボテン科 |
属名 | ヒモサボテン属 |
学名 | Hylocereus undatus |
別名 | レッドピタヤ |
原産地 | 中南米 |
生育適地 | 土壌は特に選ばない。 |
開花時期 | 6~10月 |
収穫期 | 7~11月 |
繁殖法 | 挿木 |
植栽適期 | 3~11月が植栽適期です。鉢(ポット)栽培品又は根回し栽培品であれば、適期以外でも植栽が容易になります。 |
栽培のポイント | 植栽地の排水が悪いと、根腐れを起こしやすいので、水はけ(透水性)を良くすること。茎の先端が上向きの状態では、先端部が栄養成長(花は咲かない)を継続し、茎の先端部が垂れ下がって充実し、栄養条件や環境条件が良いと生殖生長(花が咲く)するという特徴があるので、整枝剪定の際の基準とする。新芽が多すぎると、花芽の形成が良くないので、かきとって調整する。太くて大きい枝に良い実がつく。良い果実をつけるためにはカリ、燐酸を含んだ肥料を定期的に与える。カタツムリやナメクジ等が、軟らかい新芽を食害するため、見つけ次第補殺すること。 |
将来樹形 | 半ツル性なので、栽培仕立てに応じて樹形を剪定管理する。 |
用途 | 庭園、学校緑化 |
エピソード | 沖縄県内で栽培されているのは、果皮が赤色で果肉が白色の紅皮白肉系と果皮・果肉とも赤色の紅皮赤肉系が大部分であるが、それ以外にもいろいろな品種がある。白くて大きい花は夜開花し、朝には閉じる。満月か新月の15日ごとに開花する傾向が強い。開花から収穫までの期間はウンダータスが夏に集中し、ニカラグアエンシスは夏から晩秋まで開花を繰り返し、果実が収穫できる。長日のもとに開花が促進されるので、付加価値の高い端境期に出荷するため電照栽培も始まっている。 |
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開花時期 | | | | | | | ○ | ○ | ○ | ○ | | |
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植栽適期 | | | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
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※開花時期は、植栽場所の管理状況や気象状況により大きくずれる場合があります。
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