約50年前当時具志頭中学校の敷地内であったこの場所に、卒業記念として植えられたガジュマルが成長し、Vの字の形を成した。その後役場の敷地となったが、そのままの状態で保護管理されており、普段は日陰のある休憩所として利用されている。
特徴的なV字の樹形は根元から綺麗に分岐しており、幹は多数の木根が絡みつき、胸高での幹周は4.4mにもなる。近くで見ると樹齢50年(推定)には思えないほど貫禄のある佇まいである。
さらに、毎週土曜日にはこのガジュマルの下で、地域で取れた農作物や水産物の地産地消を目的とした「朝市」も行っており、地域のシンボル及び地域住民の憩いの場として大切にされている。
認定番号 | 122 |
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認定年度 | 平成24年度 |
樹種 | ガジュマル |
樹高 | 10m |
幹周 | 4.4m |
推定樹齢 | 50年 |
所在地 | 八重瀬町字具志頭659(役場敷地内) |
緯度・経度 | 26.1218751_127.74267480000003 |
所有者 | 八重瀬町 |
その他 | 幹は、名称の由来どおり根元から左右にわかれ、さらに多数の木根に覆われ太く、枝は四方に伸び、ドーム状の形を成している。 |