金武町伊芸区の集落のほぼ中央、旧伊芸区事務所跡にガジュマルの巨木がある。同地は伊芸遺跡の分布地でもあり、かつては神あさぎがあった。
戦前まで拝所のひとつで、旧盆などには村のノロ達が神酒を造り、村中の人々に配って飲ませた。
町内の成熟木の中でも樹齢300年と言われる稀な名木で、「フンシ(風水)ガジュマル」と呼ばれている。この木の下で村芝居や綱引きなどの行事が行われてきた。
現在は、ガジュマルのそばには伊芸の昔ばなしが詰まった民話カードが設置され、区民の憩いの場となっている。
認定番号 | 055 |
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認定年度 | 平成17年度 |
樹種 | ガジュマル |
樹高 | 11m |
幹周 | 3.9m |
推定樹齢 | 300年 |
所在地 | 金武町字伊芸33 |
緯度・経度 | 26.4574070_127.879153 |
所有者 | 伊芸区自治会 |
その他 |