 かつて沖縄では、まっすぐに育つことや、葉がびっしりと茂り幹が丈夫なことから集落を台風や海風から守る防風林として各地にフクギが植えられていた。
 かつて沖縄では、まっすぐに育つことや、葉がびっしりと茂り幹が丈夫なことから集落を台風や海風から守る防風林として各地にフクギが植えられていた。
  また、樹皮は沖縄の着物に欠かせない黄色の染料の材料としても使われている。
 本部半島にある備瀬集落に広がる当フクギ並木は沖縄本島では最大規模を誇り、集落全体のあらゆる道に、樹齢300年の木々が隙間なく立ち並んでいる。
  その数は数千本に及ぶと言われ、深緑に包まれた備瀬の集落を歩いていると、昔の沖縄にタイムスリップしたような錯覚さえ起こさせる。
  近年はマスコミなどにより当群落が有名になり、県内外から多くの観光客が訪れている。
| 認定番号 | 072 | 
|---|---|
| 認定年度 | 平成18年度 | 
| 樹種 | フクギ | 
| 樹高 | 19m | 
| 幹周 | 2.45m | 
| 推定樹齢 | 300年 | 
| 所在地 | 本部町字備瀬453付近 | 
| 緯度・経度 | 26.7019107_127.882954 | 
| 所有者 | 備瀬区自治会 | 
| その他 |