龍潭の緑の景観

龍潭の緑の景観

 meisyo89-11

 龍潭は約591年前に首里城下に作庭された人口の池です。冊封使が訪れた際に歓待の宴が行われたといわれています。1427年に建てられた石碑「安国山樹花木記碑(あんこくさんじゅかぼくきひ)」によれば、各国の美しい花が周辺に植えられ、水中には魚が泳ぎ回り、池の周りにあった高楼(高い建物)の姿が水面にくっきりと映る、琉球随一の名勝地であったと記されています。
現在は公園化され、散策道や東屋が整備されています。園内は、リュウキュウマツやアカギなどの大木の他、様々な樹木や草花が生い茂り、緑に覆われた散策道を楽しむことができます。水辺の散策道を歩くと、魚や亀などの生き物や、時期によっては、渡り鳥の姿もみることができます。県道29号線の世持橋から南東側を望むと首里城や、龍淵橋(りゅうえんきょう)など歴史的な建造物が多数所在し、それらが龍潭の背景にあり、一帯は風格ある景色となっています。
地域の振興会やNPO団体により、龍潭に鯉のぼりが掲揚されたり、「清掃を兼ねて手作り帆船遊び(H29)」や、「龍潭で蜂蜜採取体験(H30)」など様々なイベントが実施されており、地域でも親しまれる場所となっています。

登録番号089
登録年度平成30年度
所在地那覇市首里真和志町
緯度・経度26.220024_127.717363
備考「龍潭及びその周辺」の名称で県指定史跡となっています。
 指定年月日:1955年昭和30年11月29日  
 指定地面積16,471㎡龍潭池周囲416m、面積7,575㎡
龍潭では、5月に首里鯉のぼりまつりで池に鯉のぼりを掲揚しています(首里振興会)
龍潭を楽しむ会で清掃をかねて手作り帆船遊びのイベント(主催:首里振興会、古都まちづくり期成会、NPO法人首里まちづくり研究会)や、龍潭で蜂蜜採取体験(主催:城西小学校区まちづくり協議会、首里振興会、古都まちづくり期成会、NPO法人首里まちづくり研究会)なども行なわれています。
龍潭の周囲の植栽は、アカギ、リュウキュウマツ、ハスノハギリ、クワノキ、シマヤマヒハツ、デイゴ、カンヒザクラなどの多数の樹木、ゲットウ、リュウノヒゲ、オオタニワタリ、ツワブキ、クワズイモなど多種多様な植物をみることができます。